「誰といても疲れない自分になる本」林泰弘を読みました。
結構、いまの職場はアクの強い人が多くて経営者もなかなかアクが強い方なのですが、
そんな中にいてちょっと疲れたり、勝手に消耗したり(周りは別に消耗させようとしてるわけではないのはわかるんです)するので、読んでみました。
まあしかし、要約すると以下のとおりかなと思いました。
疲れない自分になるためには、
・「私はOKである」という自尊心をまず持つ。
・その上で、「大人になる」
(相手の立場を考えてみるとか、自分ばっかり正しいと思わずに広い心を持つとか)
ことが必要である、と書いてあるように思われました。少なくとも私には。
結局、大事なのは自尊心です。
逆に言えば、自尊心を持ってさえいれば、疲れないんじゃないかとすら思います。
自尊心がなければ、
何か理不尽なことを言われても、
「・・・ああ、私が悪いんだな・・・(自分を責める)」と思ってしまうけれども、
自尊心さえあれば、
「私も悪かったけど、仕方ないこともあるよな。うん。」
と思えるわけでありまして。
自尊心の作り方は、以下のように書いてありました。
要は、「思い込みの積み重ね」です!!(笑)
でも、この方法は確か「うつヌケ」にも書いてありました。
そして、私がかつて愛読していて、さいきんはたまに読んでいる、大木ゆきのさんのスピ系のブログにも、
私が相当愛読していた時期に、
寝起きに「私はありのままで完全です」と唱えると、自己受容が深まる、と常々書いてありました。(今はちょっと違うかもですが)
(少し話それますが、スピも医者もカウンセラーも、心を扱う人たちは、つきつめると同じこと言ってるなあという印象が私にはあります。まあ、同じものを扱っているわけですからね。)
やっぱり、大事なんだよなあ、自尊心。
正直、すぐ役に立つという内容ではなかった(そして著者の方も、すぐにできるように(疲れなくなるように)なるわけではないと書いていた)ですが、
あらためて、やっぱり自尊心が大事なんだな、と思い出させられた、一冊でした。