子どもを産んだだけで、子どもを育てる権利が与えられるのっておかしくない? 「仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント」アン=マリー・スローターを読んでいる途中で思ったこと

この本を読んでいます。

仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント

仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント

 

 

 これ、全国民が読んだほうがいいと思います。

そして、育児とか介護とかをしている人は読んで損はないと思う。

もちろん、特に、育児とか介護とかをしながら働いている人は、「うんうん、すげーわかる!!」と思って読めるとは思いますが。

 

それで、まだ途中なんですけど、このくだりを読んで思ったことがある。

 

1970年代の初頭にノースカロライナで始まったある社会実験がある。カロライナ幼児プロジェクトと名付けられたこの実験は、2組の恵まれない子供たちを比べた研究だった。片方のグループは、0歳から5歳まで、1日に8時間いたわりと刺激のある環境で十分な栄養を与えられた。もう一方のコントロール群には、外からの手を加えなかった。40年後、手厚いケアを受けた子供たちが大学を卒業する確率はそうでない人たちより4倍も高かった。またケアを受けた人たちは、コントロール群よりも健康な大人になっていた。 この研究の意味するところを考えて欲しい。生まれて最初の5年で、恵まれない人と裕福な人の格差が生まれるということだ。ということは、もしやろうと思えば、両者を同じ土俵に立たせることもできるわけだ。

 

翻って、私の子育てなんですけどね。

まったく立派なものではない。

けっこう、無意味なところで叱責することもありますから…

それは、私の気分で行われている、完全に自分のやり方の子育てです。

 

引用した部分からもわかるように、本当はすごい可能性を秘めている子育てなんだけど、

そのやり方について、私は、自分の娘を通してしか学べないし、体験で学べることには限りがあるわけです。

(だから、せいぜい2~3人くらいの子どもしか育ててない「子育て経験者」の言うことって、話半分に聞いたほうがいいと思うの。確かに、全然育ててないひとよりは、経験してること、学んだことがあるのかもしれないけど、断じてそれが絶対ではない。)

 

知ってれば違うってこと、あると思うんです。

知識さえあれば、例えば子どもが困ったことをしたときに、そういうこともある、そういう場合はこういうふうな対処法がある、なんてことを知ってさえいれば。

無駄に親もこどもも傷つかなくて済むってこと、あると思うんです。

あと、こんな対処をしちゃうと子どもがどうなるかってことも知っておいたほうがいい。

 

それなのに。

学校では子育てのことなんて教えないよね。

さらに言えば、他人の子供を預かるには、保育士とかある一定の資格があったほうが望ましいとされるのに。

自分で産んだり、自分の妻的な人が子どもを産んだ場合は、自動的に「子どもを預かる資格」が与えられるのって、実はおかしくないか?と思ったのです。

 

なんかねえ、生まれた子どもは最初に国の管理下において、

親としての心構えの学習を40時間とか(数字は適当です)行った者にのみ養育権を与える、みたいにしたっていいと思う。

 

それくらいの価値が、子育てにはあるのだから。

 

というように思わせてくれる本です。まだ最後まで読んでないけど、おすすめ。

 

私、あまりに育児とか介護(この本ではケアと呼ぶ)の可能性に感動してしまって、

勢いにまかせて保育士の試験受けようかとか思って、通信講座のパンフレットを取り寄せてしまいました笑。

私、受けるのかしら、保育士の試験。。